日本からヨーロッパに行った人の多くが感じると思う水の違い。私もスウェーデン移住を考える時にとても気にしていました。
渡航前にインターネットで調べたところ、市町村単位で水の硬度が載っているサイトを見つけたので、私が実際に生活してみた感じたスウェーデンの水のことと合わせて紹介していきます。
結論から言うと、スウェーデンの水は大体の場所で軟水で水道水も浄水器なしでそのまま飲めます。
そもそも水の硬度とは
ヨーロッパの水は日本と比べて美味しくなかったりお風呂上がりに髪の毛がギシギシしたりという経験をしたという人も多いと思います。
これは日本とヨーロッパで水の硬度が違うことが理由で、日本の多くの地域は水は軟水なのに対し、ヨーロッパの多くの地域は水が硬水だからと言われています。
かなり大ざっぱに言うと、水の硬度は水の中に含まれるミネラル(カルシウムやマグネシウム)の量で決まります。
表はWikipediaから引用した硬度名称と単位です。ヨーロッパでは水の硬度はドイツ硬度(°dH)を使って表します。この値が大きいと硬水(=ミネラルが多い)、小さいと軟水(ミネラルが少ない)ということになります。

軟水と硬水とは
表は同じくWikipediaから引用した水の軟水や硬水といった硬度と、その硬度中に含まれるミネラル量の関係を表しています。
スウェーデンではドイツ硬度(°dH)を使います。ドイツ硬度は、酸化カルシウムの重さに換算したカルシウムとマグネシウムがどれくらい水の中に含まれているかで軟水硬水が決まります。
簡単に言うと、°dHの値が小さいほど軟水、°dHの値が大きいほど硬水になります。

°dHの値はざっくり以下の範囲で軟水〜硬水になります。
| 0~2°dH | 超軟水(Very soft) |
| 2~5°dH | 軟水(Soft) |
| 5~10°dH | 普通(Medium) |
| 10~21°dH | 硬水(Hard) |
| 21~°dH | 超硬水(Very hard) |
スウェーデンの水道水は硬水か軟水か
結論から言うと、スウェーデンの水はネットにある情報を調べた限り、多くの場所で10°dH以下で軟水であることが分かりました。ただ、一部の都市では10°dHを超えて硬水です(例えばウプサラ:Uppsala)。
インターネットで”Karta över vattnets hårdhet”と検索すると何個かのサイトがヒットし、下記2つのリンクのサイトでは、市町村単位で水が硬水か軟水かが書かれています。
リンク先からみなさんが住んでいる地域を探してみてください。
Vattenhårdhet i Sverige
Vattnets hårdhetsgrad i Sverige
スウェーデンに住んでみて水道水を使った感想
私の住んでいる場所は8.0°dHで日本より硬水だけどヨーロッパの中では軟水という値でした。
実際に生活してみて私の個人的な感覚ですが、日本よりは硬さを感じますが、他のヨーロッパ諸国に比べるとかなりマシな印象です。
水道水をそのまま飲んでもそこまで違和感がありませんし、お風呂上がりもそこまで日本との違いを感じません。
硬度6.0°dHくらいのストックホルムのホテルに泊まってお風呂に入ったり水道水を飲んだりした時も特に違和感は感じませんでした。
スウェーデンと日本の水の硬度を比べるとどうなる?
ちなみに、スウェーデンで使われているドイツ硬度°dHに東京の水を当てはめると軟水になりますが、日本基準では硬水寄りになります。
スウェーデンの水を簡単にイメージするなら、東京の水と同じかそれよりも硬い水ということになります。

https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/files/20210629watanabe_horisoubun01.pdf

結論
スウェーデンの水は国土の多くの場所で軟水だけど日本と比べるとやや硬水寄り、水道水はそのまま飲んでOK。

